現在日本には、
多くの外国観光客が訪問されます。
昔から日本の英語教育は、
受験の為にライティングやリーディングを学ぶ為、
「話す事」を重視していない傾向があります。
TOEICで高スコアを取得したとしても、
実際に英語が話せない人も多いとか…。
今回は、
英語の発音記号が苦手な人へオススメの練習方法をお話したいと思います。
あくまで、
北村流の練習方法です。
常識から離れている場合もあります。
ご参考までに…。
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【STEP1】まずは「子音」から練習をして下さい!!
このような事を申し上げますと、
専門の先生には怒られるかもしれません…。
でも、
英語が苦手な人にはオススメの練習方法になります。
なぜならば、
苦手な人が、
「母音」から始めると挫折する可能性が高いからです!!
「ァ」に近い母音は6種類も有ります。
最初から「ァ」に近い音から練習すると、
それだけでも難しく感じてしまい、
発音記号が嫌いになってしまう可能性があります。
例えば、
“You play the piano.”は、
全て子音からはじまります。
もちろん”egg・apple”のように母音から始まる単語もありますが、
子音から練習した方が、
上達しやすいと私は思います。
Ⅰ.「有声音」と「無声音」をマスターしましょう
子音を練習する前に、
「無声音」と「有声音」をマスターするといいでしょう。
無声音:息のみで声を出さない音
有声音:声を出す音
発音する形は同じでも、
息だけ出す音と声を出す音では発音記号が異なります。
代表的な例を挙げてみましょう。
無声音 | 有声音 |
---|---|
p(put) | b(box) |
t(ten) | d(dad) |
k(kid) | g(dog) |
f(food) | v(very) |
s(sleep) | z(zone) |
他にも子音の種類は沢山ありますが、
無声音と有声音がある子音から始めた方が、
やりやすいと私は思います。
Ⅱ.まずはこれだけはやってみましょう
「無声音」と「有声音」をマスターする事は大切です。
全て説明したいのですが、
コツが必要な子音だけお話したいと思います。
①.[f][v]の発音
下唇を上の前歯の先端に当てて、
その摩擦で発音する方法になります。
[f]は息だけで出す発音、
[v]は有声音になります。
これが出来れば、
英語っぽくなってきたかも(^_^;)。
②.[t][d]の発音
日本語の「だ行」では、
下の前歯の歯茎に舌を当てる発音だと思います。
英語の[d]では、
上の前歯の歯茎に舌を当てて破裂される音になります。
[t]は息だけで出す音、
[d]は有声音になります。
試しに、
Eaglesの
“Desperado“のタイトルを
何度も声に出してみましょう。
③.[θ]と[∂(上に線が入っている)]の発音
[the][this][think]等よく使われる発音ですが、
これもコツがいります。
上下の前歯の間に舌を置き、
舌先を上の前歯に摩擦させて出す音です。
賛否両論はありますが、
苦手な人は上下の前歯の間に舌を挟んで発音した方が、
上達し易いと思います。
慣れたら、
後はご自由に…。
④.[l]と[r]の発音
「有声音」「無声音」とは関係ないのですが、
避けてはいけない発音です。
これも賛否ありますが、
舌先を上の歯茎へ持っていく事は同じです。
ただし、
下記の異なる発音になります。
[l]は舌先を軽く歯茎へ当てる発音(ex.light)
[r]は舌先は付けず、軽く上げる発音(ex.right)
“Light” “Right“をマスターできたら、
英語の発音力の向上がアップします。
【Step2】英語の歌を歌って見ましょう
これは飛ばしてもかまわないのですが、
「子音」をマスター出来たら、
1曲でもいいので英語の歌を軽く発音してみましょう。
ジャンルはなんでも大丈夫ですが、
なるべく優しい単語が多い歌にしましょう。
迷われる方は、
ディズニー映画の音楽でも沢山英語の歌が有りますので、
それらから探してみるのもいいでしょう。
ディズニー映画と言えば、
「アナと雪の女王」でヒットした
“Let it go”があります。
難しい単語もありますが、
“L”(エル)の発音とリエゾン(単語をつなげて発音する)の練習が出来ます。
【Step3】「母音」を練習しましょう
「子音」がマスター出来たら、
次は「母音」の発音練習になります。
やはり「ア」に近い音の発音が苦手な場合は、
それ以外の母音から始めるのも有りだと思います。
でも、
「子音」発音練習で慣れてきているので、
楽に感じる人もいらっしゃるのではないのでしょうか。
例えば、[ar]の発音の場合、
[r]が混ざっているので、
すでに子音の[r]をマスターしているので、
やりやすいと思います。
そして、
「母音」がマスター出来たら、
「二重母音」の練習へと入ります。
それで発音記号は全てマスター出来ると思います。
アクセントの練習は気になった時にしましょう
英語の単語には、アクセントがあります。
試験などで必要な場合は止む負えませんが、
アクセントは、
気になった時に意識した方がいいと思います。
発音に関する参考書を使用しましょう
英語の発音を練習する場合は英会話教室へ通うのもありですが、
余裕がない場合は、
本屋さんで発音に関する参考書を購入するのも一つの方法です。
現在の参考書は音源が入っている物が多いので、
便利だと思います。
自分に合った参考書を探してみましょう。
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