「断食」と言う言葉があります。
英語では、
「ファスティング(fasting)」と呼ばれています。
最近では、
断食よりもファスティングの方が良く呼ばれていますね。
今回は、
断食(ファスティング)の特徴についてお話したいと思います。
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「断食」と「ファスティング」の違い
「断食」の言葉を広辞苑で調べてみると…、
・食物をたつこと。
・宗教上の習慣として、また祈願・抗議などをする時に、一定の期間食物を食べないこと。
・絶食。
では、
「ファスティング(fasting)」をオックスフォード英英辞典で調べてみると、
To eat little or no food for a period of time, especially for religious or health reasons.
信仰・健康の理由により、一定の期間、固形物を少量摂取、もしくは摂取をしない事。
「断食」と言う言葉を聞くと、
修行的で厳しく捉えてしまう人が多いかもしれません。
「ファスティング」の方が、
断食よりも柔らかい解釈になっていますね。
「断食」の効果
「断食」は、
固形物を体内に入れません。
その為、
人間の身体の消化器を休ませる事が出来ます。
私たちは、
毎日食事をして生きています。
その為、
内臓も休みなく働きます。
機械にもメンテナンスが必要です。
内臓を休ませる事で、
毒素・宿便を排出する事が可能です。
ある意味、
デトックス作用があります。
また、
食事を経つ事で、
食事の有り難さを体感できるでしょう。
「食べなければ、死んでしまう…」
「食べなければ便秘になってしまう」
と思われる人も多いと思います。
北村は、
過去にウイルス性腸炎で入院した事があります。
その治療方法は、
数日間の絶食!!
でも、
点滴はしていましたけど、
「人間は数日食べなくても大丈夫」だと感じました。
その時の回復食はおかゆでした。
(退院した時は、少し痩せていましたけど…)
「痩せる」目的の人は断食はあまり向いていません
よく、
ダイエットの為に断食をする人が多いと思います。
残念ですが、
その目的の人は挫折しやすいと思います。
一番の理由は、
食事制限です。
厳しい事を申し上げますが、
ダイエットが続かない人は継続が難しい人です。
また、
無理をする人が多い傾向があります。
ダイエットの人にとって、
食事制限は大きなストレスになります。
断食して痩せたからと言って食事制限を継続しないと、
爆発してリバウンドしてしまう可能性があるのです。
なので、
「断食は、食べないだけで痩せられるから楽じゃん」
と思っている人は向いていないと思います。
もし、
ダイエット目的で断食をされる場合は、
まず継続力を身につけましょう。
「断食」の期間は…~まずはプチ断食から~
いきなり、
長期間「断食」するのは危険です。
内臓がビックリします。
初心者の人は、
1日間から始めて見た方がいいでしょう。
その時は、
固形物を取らず、
野菜ジュース・酵素ドリンク等を摂取する方法から始めてみた方がいいでしょう。
断食は栄養が減るので、
普段より体力を消耗します。
仕事がある日は避けた方がいいでしょう。
なので、
カレンダー通りの会社員の方は、
土日を利用するのが一番でしょう。
慣れてきたら、
2~3日へ増やして行くのがいいでしょう。
ただ、
長期間の「断食」は危険です。
命に関わる事もあるので絶対にやめましょう。
断食道場を利用するのもひとつの手です
日本には、
断食道場が全国にあります。
特に、
静岡県の伊豆に固まっています。
お金がかかりますが、
断食道場を利用するのも一つの手です。
独断での断食には限界があります。
でも、
断食道場ではカウンセリングや、
回復食のサポート等、
キチンと判断してくるスタッフもいます。
長期間の断食を目的とされている場合は、
断食道場を利用してみた方がいいでしょう。
断食に向いていない人
断食は、
命に関わる事もあります。
なので、
持病を持っている人や老幼年者・妊娠している人等、
やってはいけない人もいらっしゃいます。
その場合は、
独自で判断せず、
医者・プロの人に相談した方がいいでしょう。
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