健康増進やダイエットを目的に、
スポーツジムや個別レッスンを受けられる人も多いと思います。
ただ、
最近のニュースを見ると、
スポーツジムを巡るトラブルが多発しているケースが増えているようです。
特に、
解約に関するトラブルが多いようです。
中には、
「体験レッスンに参加したら、強制的に入会させられた…」
というような悪質な教室もあるようです…。
あくまで個人的な意見ですが、
トラブルの原因が、
ダイエット目的で入会した場合が多い様な気がします…。
でも、
中には素晴らしいジムもたくさん有ります。
利用者の方も、
キチンと理解する必要があります。
今回は、
このニュースでふと浮かんできた山本圭一さんの著書を参照に、
スポーツジムとの向き合い方についてお話します。
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『仕事ができる人は なぜ筋トレをするのか』
山本圭一さんの著書、
『仕事が出来る人は なぜ筋トレをするのか』は、
2008年に幻冬舎から出版された本になります。
(出版してから10年以上経過していたとは…)
タイトルからビジネス書の様なイメージをするかと思います。
賛否はありますが、
スポーツジムの向き合い方のアドバイスが豊富ですので、
ビジネス以外でも活用出来ます!!
10年以上前の著書になるのでジムの時代が変わっていると思いますが、
基本的な事が書いていますので今でも新鮮です。
この著書には、
有酸素運動のメリット・デメリットや筋肉をつければ痩せられる体質になるについて丁寧に説明されています。
もちろん、
フィットネスクラブの選び方や利用方法のアドバイスも豊富ですので、
ダイエット目的でジムを利用したい人にもオススメの内容です。
この本が出版された当時は、
ライザップさんや24/7ワークアウトさんの様な筋トレをしてダイエットするジムは、
滅多に目にしなかったと思います。
ダイエットが成功する人は、目的がしっかりしている
彼によると、
トレーニングが失敗する人共通点について下記の点が取り上げられています。
・目的が曖昧
・目標が立てられない
・計画性が低い
・スケジュールに無理がある
・情報に惑わされやすい
例えば、
「痩せたい」からジムへ入会した場合、
「痩せる事に成功したから、痩せた体質を維持しなければいけない」と先の目標も設計しなければ、
中途終わってしまう事も…。
彼はトレーニングについて、
下記の様な主張をされています。
ただ、
「痩せたい」とか「流行っているから」とか「健康診断の結果をよくしたい」とか、
通り一遍の浅薄な動機で続けられるほど、トレーニングは甘くない。
この著書では、
山本圭一さんが実際に指導した【成功例】と【失敗例】がそれぞれ2点ずつ紹介されています。
中には、
ダイエットに関する事例もあります。
返金保証制度にこだわってダイエットをする人は成功しません
解約トラブルだけで無く、
「○○日で痩せなかったから返金保証を期待していたのに、返金できない!!」
という返金保証トラブルも少なくないようです。
業者は沢山の人に入会してほしいので、
返金保証制度を設けている部分もあります。
返金制度の詳細は存じかねますが、
この様な考えを持っていませんか??
痩せたいけど…、
返金保証制度も付いているから入会してみようか。
まぁ、
ダメだったら返金されているからいいか。
そのような軽い気持ちで入会すると必ず失敗します。
それでは、
目的が曖昧過ぎます。
また、
「ダメだったら返金されているから」と思っている場合は、
「楽して痩せたい」という気持ちも含まれています。
先程もお伝えしましたが、
ダイエットをしたい人は、
「痩せた後の体質の維持」についても頭に入れておかなければなりません。
山本さんの著書で、
トレーニングで成功する人は、
スローラーナー”slow learner”(ゆっくりと学習する人)の人だとおっしゃっています。
食事制限など一度に多くの事を変えるのでなく、
慣れてきたら徐々に減らして行く方法の方が効果が出やすいみたいです。
なので、
【○○日限定で痩せる】と言う方法は、
逆に落とし穴にはまってしまうケースになるかもしれません。
本気で痩せたい人は、
返金保証制度を意識せずに入会をする事が近道だと思います。
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