当サイトの無断コピーは禁止です。コピーをされる方は必ずこちらを読んでください。

ツェルニー練習曲は必要か~ピアノ上達の効果はあるのか~?

ツェルニー練習曲楽譜

『ツェルニー練習曲』をご存知でしょうか?

ピアノを習う人は、耳にした事があると思います。
ピアノの為の練習曲は、多くの作曲家が作曲されています。

その中でもツェルニーは、賛否両論のある作品なのです。
今回は、ツェルニー練習曲の必要性についてお話したいと思います。

Sponsored Links

『ツェルニー練習曲』は、ピアノを習う人にとって必要か?

北村
北村

結論から申し上げますと、

必ずしもやる必要はありません。

まず、
ツェルニーは、L.V.ベートーヴェンの弟子だった事がポイントです。
その為、彼の練習曲は、ベートーヴェンの作品の為の練習曲として作曲されている説があります。

個人的には、クレメンティの『グラドゥス・アド・パルナッスム』やモシュコフスキーの練習曲をマスターする事をオススメします。

また、J.S.バッハの『インベンションとシンフォニア』はエチュードとは別に考えて下さい!

ツェルニー練習曲の種類。

ツェルニーの練習曲は下記の曲集があります。

(リトルピアニスト)⇒100番⇒30番⇒40番⇒50番⇒60番

 

100番は確かに100曲有りますが、30番に比べると短い小曲がほとんどです。
30番と40番を弾かれた人も少なくはないでしょう。
50番以降になると、レベルが高度になります。

ツェルニー練習曲の欠点。

全体的にツェルニー練習曲は、左手の為の練習曲が少なすぎるのが欠点です。
左手が動く曲もありますが、右手と一緒に動く箇所がほとんどになります。

また、他の練習曲に比べると、転調が少ない傾向があります。
その為、響きよりもメカニックな練習曲として扱った方がいいでしょう。

サスティンペダルを使用するのは、基本50番以降になります。

ツェルニーを皮肉った作品(??)。

ツェルニー練習曲と言えば、
「ドレミファ・ソファミレド」の音階をイメージする人も多いでしょう。

 

『月の光』で有名なフランスの近代作曲家、
C.ドビュッシーの作品に、『12の練習曲』があります。

その最初の曲には、「ツェルニー氏による」と表記されています。
「ドレミファソファミレ…」から始まる練習曲で、物足りなくなってしまい、次第にはじけてしまう様な曲です。
まるで、ツェルニー氏を皮肉っているイメージをする人も少なくないでしょう。

ツェルニーを実際にレッスンで弾く場合…。

レッスン・試験の課題曲等でツェルニーの教材を使用される人も少なくないと思います。

また、ツェルニーが好きでたまらない人もいらっしゃると思います(実際にいらっしゃいます)。
100番・30番・40番辺りをマスターした方がいいでしょう。

しかし、30番・40番は♯や♭が多い調が有りません。
100番の後半には、調号が多い曲が数曲あります。
それでカバーするのがいいでしょう。

テンポに注意しましょう!!

彼の練習曲には、テンポ指示がされています。

例えば、『30番練習曲』の1番(ハ長調)では、
「二分音符を1分間に100回打つ速さ」の指示がされています。
この速さで無理して弾くと、指を痛めてしまう可能性大です!!

現在のピアノは、当時に比べると鍵盤が重くなっています。
指に悲鳴が上がる前に、テンポを落としましょう。

例えば、1番を例にすると、
「二分音符を1分間に70回打つ速さ」ぐらいでも十分だと思います。

 

↓「BPM=69の速さで弾いています」

最後に…。

ツェルニーの必要性についてお話しましたが、
ピアノを習っている人は、先生と相談するといいでしょう。

でも、必ずしも弾かなければならない事はないかと私は思います…。

Sponsored Links

コメント