感染防止対策にマスクは必要でしょうか？【正しいマスクの選び方】

2020年に入り、
全世界では新型コロナウイルスが拡大しています。

今回は、
マスクの必要性・選び方についてお話したいと思います。
※あくまで参考までに御覧ください。

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マスクの効力

マスクは、
飛沫防止の役割を持っています。

その為、
マスクは感染防止対策に必要なアイテムの一つにもなります。

欧米やヨーロッパでは、
マスクを嫌う習性があるようです。

その為、
新型コロナウイルスの感染者も増えているのも事実です。

海外の場合は、
顔の表情を見て相手の感情を判断する習性があるので、
「マスクを付けると相手の表情が読み取れない」
と専門家の方がおっしゃっていたのを耳にした事があります。

自分の大切な身体です。
自分の身を守るならば、マスクはした方が良いと私は思います。

マスクの選び方

感染予防対策にはマスクの着用をおすすめしています。

しかし、
どの種類のマスクでもウイルス対策には効果があるとは断言しにくいです。

一般的に売られているマスクの代表的な種類としては、下記の種類が主流です。

・ガーゼマスク
・布マスク(手作り布マスク)
・不織布マスク(使い捨て)
・サージカルマスク(使い捨て)

それでは、
それぞれのマスクの効力についてお話します。

オススメは使い捨てマスク

ウイルス対策にオススメのマスクは、
使い捨てマスクになります。

細菌・ウイルスの大きさは、
人間の目で見えないマイクロ・メートルのレベルになります。
※詳しくは、「ウイルスと細菌の違い」を参照ください。

使い捨てマスクでは、
ろ過効率試験を実施している事が大きな特徴です。

その為、
花粉やウイルス飛沫などを効率良く防ぐ事に役に立ちます。

選び方のポイントとしては、
パッケージに下記の表記の記載です。

①BFE (Bacteria Filtration Efficiency)
②VFE (Viral Filtration Efficiency)
③PFE (Particle Filtration Efficiency)

①は「細菌(バクテリア)飛沫ろ過効率試験(3μm)」、
②は「ウイルス飛沫ろ過効率試験(1.7μm)」、
③は「微粒子ろ過効率試験(0.1μm)」
を指します(※Ⅰ)。

特に、
③PFEの場合は0.1μｍの大きさの対象になっています。

上記の表記のあるマスクを使用すれば、
ウイルス感染予防対策に大きく役立ちますので、
「不織布マスク」「サージカルマスク」は他の種類の中でもオススメです。

(※Ⅰ)：(一財)カケンテストセンターによる試験機関の測定。
※マスクは感染を完全に防ぐものではありません。

ガーゼマスクは効果なしか？

使い捨てマスクが誕生する前に活躍していたのが「ガーゼマスク」です。

飛沫を防止する為に、
学校の給食で良く使用していた方も多いと思います。

残念ですが、
ガーゼマスクではウイルス対策は難しいと思います。

使い捨てマスクの話にも登場しましたが、
ガーゼでは、マイクロメートルの大きさのウイルスを防ぐのは難しいのです。

ただし、
洗って使用できるのが利点の一つです。

日本の冬は湿度が低く乾燥しやすいので、
乾燥対策にはオススメです。

布マスクは効果なしか？

布マスクもガーゼマスクと同じく、
洗って使用する事が出来ます。

しかし、
布マスクでも、使い捨てマスクに比べると効果は薄いと思った方が良いでしょう。

某衣料メーカーさんが、
マスクを販売して行列が出来ていました。

そのマスクでは、
BFE(細菌飛沫ろ過効率試験)のみが対象になります。

細菌レベルになりますので、
ウイルス対策効果は薄いと判断した方が良いかもしれません。

無理してまでマスクの着用をしてはいけません

新型コロナウイルスに怯えてしまい、
一日中マスクを身につける人が多いと思います。

ただし、
無理をしての着用は禁物です!！
呼吸が苦しいときには、マスクを外しましょう。

日本の夏は、
高温多湿の季節になります。

その為、
無理して着用すると熱中症になる可能性もありますので注意しましょう。

人間は運動をすると、
呼吸が荒くなって口呼吸になる傾向があります。

運動中のマスクの着用も注意が必要です。

「そんな事言っても、マスクが外せない」と思われる人もいらっしゃると思います。

マスクを付けない場合は、鼻呼吸に意識を向けてみましょう。

マスクのポイ捨てはやめましょう

新型コロナウイルスの影響により、
日本でもマスクの着用が主流になっています。

普段マスクの着用が慣れていない人が、一日中着用するのはストレスになります。

だからと言っても、
マナーはきちんと守るべきです。

特に目立つのが、
マスクのポイ捨てが増えているという事です。

それは、
タバコのポイ捨てと同じ行為になります。

さらに、
使用したマスクを公共トイレに流す人もいらっしゃいます。

つまりの原因となりますので、絶対にやめましょう。

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