「ソルフェジオ周波数」
「528Hz」
と言う言葉を耳にした事がありますか…?
また、
528Hzを検索すると、
ビートルズの「ジョン・レノン」が検索結果に出てくるケースもあります。
北村も528Hzを知ったのは、約3年前の事です。
(2018年時点)
今まで振り返ってみると、確かに効果はあると思います。
でも、
「528Hzを聴くと、何となくだけど効果が出ている感じがする…」
と言う解釈は感情論になってしまいます。
そのような解釈は、
かえってプラシーボ(プラセボ)効果になる可能性があり、
危険です。
現在、
528Hz・ソルフェジオ周波数に関する本が数冊あります。
失礼ですが、
参考になる本はほとんどありません。
それらは、
「ソルフェジオ周波数」が誕生した理由が、
キチンと記載されていない内容ばかりだからです。
今回は、
北村が長年追及したソルフェジオ周波数の真実についてお話したいと思います。
(あくまで北村の考えている内容ですので、参考程度にしてくださいね)
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ジョン・レノンと528Hzの関係性
528HzをWebで検索すると、
「ジョン・レノン」がヒットする場合があります。
「ジョン・レノンは528Hzを知っていた」
と思われがちですが、不明です。
クリストファー・ルイスの調査によると、
「彼の楽曲『イマジン』『Let it be』などは、
A(ラ)の音を444Hzに調律している」
と言われています。
確かにその調律では、
ドの音を528Hzに近い周波数を出す事が出来ます。
(平均律なのでピッタシには出来ないです)
でも北村は、
「ジョン・レノンは、444Hzを導き出す為に調律されているのでは…」
と感じてしまいます。
444Hzに調律すると、
明るい感じがすると言う研究をされていた人もいらっしゃいます。
もし、
528Hzを意識しているならば、
別の調律法を考えるかもしれません。
ジョン・レノンと528hzの関係は、
まだ謎が残っています。
『ジョン・レノンを殺した狂気の調律A=440(レオナルド・G・ホロウィッツ)』
ソルフェジオ周波数を初めて知った人は、
聞いた事がある本だと思います。
参考になる部分もありました。
でもこの本、
オススメは出来ません(廃盤になっています)。
原書のタイトルは、
「The Book of 528:Prosperity Key of LOVE」です。
訳者は、
「ジョン・レノンをタイトルにしたら売れる」と思って、
そのタイトルにしたのでしょう。
(詳細は不明ですが…)
現に、
ジョン・レノンについての記載は2ページ程度しかありませんので…。
(先ほど説明した、「ジョン・レノンと528hz」の関連についてのお話です)
では何故、
この本が参考にできないのか…?
お話しましょう。
そもそも、ソルフェジオ周波数とは何でしょうか?
ソルフェジオ周波数は、
ヨゼフ・プレオ博士が発見したと言われています。
旧約聖書の「民数記7章12節~83節」の数字から発見された、
と言われています。
その部分は、
「神ヤハウェに対しての奉納物」の内容になります。
12日間にわたって、
イスラエル12支族が神ヤハウェに対して奉納物を納めます。
また、
1日~12日までは、
それぞれ6つの文章で成り立っています。
しかも、
支族の名称だけ変えて、
同じ文章が並べられているだけです。
その12節~83節までの数字から導いて、
ソルフェジオ周波数が発見されたのです。
396Hz・417Hz
528Hz・639Hz
741Hz・852Hz
これらの数字は、
3で割り切れる数字になります。
3と言えば、
キリスト教では「大切な数字」です。
前回、
「バッハはソルフェジオ周波数を知っていた」で説明したとおり、
J.S.バッハも、「3」の数字を大切にしていた事・クリスチャンであるのは共通ですね。
(資料:教会旋法)
ソルフェジオ周波数は、
「グレゴリオ聖歌」が原点だったという説があります。
原点かどうかは判りません。
でも、
グレゴリオ聖歌は教会音楽(発祥はキリスト教)なので、否定はできません。
当時の音階は、
教会旋法が使用されていました。
意外とソルフェジオ周波数の音も合いそうですね(^_^;)。
440Hzは悪魔の周波数なのか?
『ジョン・レノンを殺した狂気の調律A=440(レオナルド・G・ホロウィッツ)』には、
440Hzは悪魔の周波数である旨を主張されています。
でも、
それを断定するのは危険です。
実は、
A=440Hzを使用して純正律で調律すると、
528Hz・396Hzが作る事ができます。
変な噂には流されないように気をつけましょう。
デビルズトーンって何?
『ジョン・レノンを殺した狂気の調律A=440(レオナルド・G・ホロウィッツ)』…。
「デビルズトーン」は、この本から出てくる言葉です。
本の内容を抜粋してみます。
音楽学者やクラシックの音楽家たちは、
『デビルス・トーン』(悪魔の音)または『デビルス・インターバル』(悪魔の間隔)が、
『528Hzのミ』と『741Hzのソ』から成ることを知っている。そしてマイケル・ウォルトンはソルフェジオ(音階)の741Hzが、「平均律A=440Hz」の「F#」と完全に一致することを発見した。
そしてこの平均律、つまり国家標準音は、
ロックフェラー財団によって制定されている。なぜなら彼らの戦争研究の中で、
その音が発する周波数が心理的社会的ストレスや病気を作り出し、
「集団ヒステリー」を作り出すことが判明したからである。
(抜粋終わり)
まず、
一つ目の矛盾。
741Hzが、
「平均律A=440Hz」の「F#」と完全に一致することを発見した。
A=440Hzをベースとして求められるF#(fis)の平均律は、
440×2の12分の9乗=739.990871……Hzになるのです。
何故、
741Hzと断定するのか??
何も理由が無いのです。
この本は数字や計算式に関する内容が多いのですが、
肝心な平均律の計算については一切触れていないのです。
そして、
次の矛盾。
『デビルス・インターバル』(悪魔の間隔)が、
『528Hzのミ』と『741Hzのソ』から成ることを知っている。
528Hzと741Hzの和音がデビルズトーンならば、
何故関係のない440Hzの平均律を取り上げているのか…。
その場合528Hzは作れませんし、
デビルズトーンは出ませんが…。
デビルズトーンは不協和音を出すと言われてすが、
属七の和音も不協和音に含まれていますし…。
よく分かりません…。
さいごに…
今回は、
ソルフェジオ周波数についてお話しました。
ソルフェジオ周波数は、
旧約聖書の民数記から発見された事についてお分かりいただけたと思います。
何か新しい発見がありましたら随時、
修正したいと思っています。
下記のユーチューブ動画はソルフェジオ周波数が含まれています。
是非、視聴ください。
※オリジナル作品を載せておきます。
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